公開日: 2020/06/17 - 最終更新日:2020/06/17

コーヒー豆の精製法と香りの関係

浅野敏正浅野敏正
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こんにちは浅野です。以前にコーヒー豆を見て分かる情報のポイントについてお伝えさせて頂きました。前回は精製方法を簡単に説明していましたので今回は精製方法にスポットを当てていきます。

目次

  • 精製って?
  • 水洗式の特徴
  • 乾燥式の特徴
  • まとめ

 

精製って?

収穫されたコーヒーの果実から種子の部分を取り出していく作業の事を精製と言います。
コーヒーの精製方法には各国の農園によって違いはありますが大きく分けて水洗式(ウォッシュド)と非水洗式(ナチョラル)と言う方法があります。実はあまりイメージはないと思いますがコーヒーも発酵食品の一種です。精製中に発酵が起き、香りに影響を与えています。

 

水洗式の特徴(ウォッシュド)

果肉を取り除き、実を水に浸します。水中の常在菌が発酵の手助けをすることで、バナナやマンゴーによく含まれているエステル酸が生成されます。そのエステル酸が果実臭を持つため生豆にフルーティーでフローラルな香りが付きます。
実際に飲むとは口当たりがよく、甘くフルーティーな香りがします。
味のバランスがよく、香りが豊でボディとアロマはほどよくなるのが特徴になります。

 

乾燥式の特徴(ナチュラル)

果実は除去せずに、そのまま乾燥させます。その為、果実自体がもっている酸素が発酵するので酸味が強く、強い味わいになります。
また果実の表面には乳酸菌などが付着しており、これによる発酵も進む為、ボディとアロマが強く香るのが特徴になります。

 

まとめ

コーヒー豆は精製方法によって香りの違いが出てきます。例えば水洗式ではリラックスしたい時や休憩時に飲むのがいいかもしれませんね。乾燥式は眠たい朝やこれから大事な試験前や会議前に飲むと違いが出るかもしれませんよ。
私は袋から開けた時のコーヒー豆の香りがとっても好きです。皆様も袋から開封した時や抽出時の香りなど様々な場面でのコーヒーの香りを楽しんでいる方も多いと思います。もしオススメの香りの場面があれば是非教えて下さい。

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浅野敏正

浅野敏正

コーヒーサービス事業部 豊橋営業所


日々、出会う全てのお客様に、美味しいコーヒーを飲んで頂きたい一心で営業活動させて頂いております。私の目標は三河地区で1番さわやかな笑顔とあいさつです。これからもブログ内で、今まで培ってきた経験を活かし、得になる情報をご提供させて頂ければと思います。https://www.ayumix.co.jp

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